遊戯王カードには、1月・4月・7月・10月にリミットレギュレーションがあり、禁止カード・制限カード・準制限カードが選定されます。
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【遊戯王最新】2021年4月新リミットレギュレーション一覧【禁止・制限・準制限】
2021年4月1日から適用される「リミットレギュレーション」が判明しました! 禁止・制限・準制限・無制限になったカードを紹介します。 目次1 リミットレギュレーションの適用タイミングは1月・4月・7月 ...
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禁止カードになっても、禁止から制限になる場合があるのですが、あまりにも効果が強力するぎて、1度禁止になったっきり永久に戻ってこないカードも多くあります。
この記事では、そのような協力すぎる禁止カードをまとめました。
目次
遊戯王の最強禁止カードまとめ!
八汰烏
八汰烏 | |
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スピリットモンスター(禁止カード) 星2/風属性/悪魔族/攻 200/守 100 このカードは特殊召喚できない。 召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた場合、 次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。 |
2004年3月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
禁止カード最年長のカードです。特殊召喚出来ないモンスターで、八汰烏が戦闘ダメージを与えると相手は次のターンドロー出来なくなります。
相手の手札が0枚で八汰烏の効果が適用されると、相手は負け確定になってしまいます。しかし、現代の遊戯王の環境を考えると、禁止から戻れる可能性はあると思います。その理由は、八汰烏の攻撃が通る場面では、デュエルの勝敗が決まってるケースも珍しくは無いからです。
悪夢の蜃気楼
悪夢の蜃気楼 | |
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永続魔法(禁止カード) 相手のスタンバイフェイズ時に1度、 自分の手札が4枚になるまでデッキからカードをドローする。 この効果でドローした場合、次の自分のスタンバイフェイズ時に1度、 ドローした枚数分だけ自分の手札をランダムに捨てる。 |
2005年3月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
永続魔法のため、フィールドから離れると「ドローした枚数分だけ自分の手札をランダムに捨てる」という効果もなくなります。
そのため、悪夢の蜃気楼の効果で4枚になるようにドローした後、サイクロンで悪夢の蜃気楼を破壊すれば、ドローした枚数分捨てなくてよくなるため、強力なドローソースとして使われていました。
エラッタによっては復帰もありえそうですが、ドロー系のカードですので当分、禁止から戻ることはなさそうです。
強引な番兵
強引な番兵 | |
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通常魔法(禁止カード) 相手の手札を確認し、その中からカードを1枚デッキに戻す。 |
2005年3月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
ハンデス三種の神器の1枚です。
「いたずら好きな双子悪魔」・「押収」と違い、このカードはデメリット無しで使うことができます。また、押収と違い、墓地に捨てるのではなくデッキに戻すという効果です。
現環境の遊戯王では、墓地に送ることよりデッキに戻す方が強力な効果であるため、ハンデス三種の神器の中では一番、禁止から復帰するのが難しいカードになっています。
いたずら好きな双子悪魔
いたずら好きな双子悪魔 | |
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通常魔法(禁止カード) 1000ライフポイントを払って発動する。 相手は手札をランダムに1枚捨て、さらにもう1枚選択して捨てる。 |
2005年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
ハンデス三種の神器と呼ばれるカードの1枚です。他にも、後述する「押収」・「強引な番兵」というカードがあります。
効果は単純に使用するだけで、相手の手札を2枚削れます。
エラッタしようがないので、永久に禁止カードでしょう。
強欲な壺
強欲な壺 | |
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通常魔法(禁止カード) デッキからカードを2枚ドローする。 |
2006年3月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
遊戯王というカードゲームは、魔法・罠カードを使うのにコストがない上に、使用回数の制限もないドローカード・ドローソースは禁止カードになる傾向があります。その筆頭が強欲な壺です。
後述する天使の施しも同様で、永久に禁止カードでしょう。
天使の施し
天使の施し | |
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通常魔法(禁止カード) 自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる。 |
2007年3月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
今の遊戯王では、強欲な壺よりも凶悪なドローカードです。墓地を利用するカードが当たり前になっているため、天使の施しはドロー+墓地肥やしをできるといった最強カードになっています。
もちろん、このカードも永久に禁止カードでしょう。
押収
押収 | |
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通常魔法(禁止カード) 1000ライフポイントを払って発動する。 相手の手札を確認し、その中からカードを1枚捨てる。 |
2007年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
ハンデス三種の神器の1枚です。
相手の手札をみて、その中で1枚を墓地へ送ることができます。
現環境では、ハンデス三種の神器の中では一番弱いため、もし禁止カードから復帰するとしたらこのカードが一番最初でしょう。
早すぎた埋葬
早すぎた埋葬 | |
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装備魔法(禁止カード) 800ライフポイントを払い、 自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。 このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 |
2008年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
このカードが禁止カードになる理由としては、「装備カード」というところです。単なる魔法カードより装備カードの方が、サーチする手段が豊富なため、死者蘇生より強力と評価されています。
(「アームズホール」でのサーチや、「聖騎士の追想 イゾルデ」での墓地に送るなど使い方は豊富です。)
また、このカードは「破壊」された時に装備モンスターを破壊するといった効果なので、手札に戻した場合は装備モンスターはフィールドに残ったままです。
などなど、小学生のときは弱いと感じていたけれども、よくよく考えると強い効果が盛りだくさんであったため、禁止カードになっています。
装備カードである限りは、禁止カードから復帰するのは難しいですね。
生還の宝札
生還の宝札 | |
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永続魔法(禁止カード) 自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、 自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。 |
2009年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
原作ではオシリスの天空龍とリバイバルスライムとのコンボが凄かったですが、OCGにおいても墓地から特殊召喚する手段が増えた事で凶悪なカードになりました。
墓地から特殊召喚は、1ターンで頻繁に行われるため、このカードが禁止解除されると永遠に相手のターンになる可能性もあります。
1ターンに1度のようなエラッタをすることで復帰する可能性もありますが、しばらくは禁止カードのままでしょう。
ハリケーン
ハリケーン | |
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通常魔法(禁止カード) フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。 |
2011年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
フィールド上の魔法・罠を全て持ち主の手札に戻す効果です。この効果がかなり強力で、ハリケーンはずっと禁止カードに留まるでしょう。
その理由は永続魔法や装備魔法が再利用出来るからです。その中でも相性の良い有名なカードが「早すぎた埋葬」です。
早すぎた埋葬でモンスターを蘇生
→ハリケーンで早すぎた埋葬をバウンス
→再び早すぎた埋葬を使用
といった使い方ができます。
血の代償
血の代償 | |
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永続罠(禁止カード) 500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。 この効果は自分のメインフェイズ時及び 相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。 |
2011年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
環境の変化で禁止カードになったカードです。血の代償はターン制限のない、通常召喚権を増やす永続罠カードです。初期の遊戯王では、モンスターをサーチするカードが殆ど無かったので比較的問題無かったカードですが、召喚成功時にサーチ出来るモンスターが増えてくにつれて、凶暴性が増したカードです。
このカードはエラッタしないと禁止解除は無いです。
王宮の弾圧
王宮の弾圧 | |
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永続罠(禁止カード) 800ライフポイントを払う事で、 モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし破壊する。 この効果は相手プレイヤーも使用する事ができる。 |
2011年9月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
血の代償と同じく環境の変化で禁止カードになりました。2期までの遊戯王は特殊召喚がかなり少ない環境だったので、採用するメリットがないカードですが、特殊召喚をメインで動いていく現代遊戯王では凶悪なカードです。
1ターン目で先行制圧の盤面を作り、王宮の弾圧をセット。2ターン目のドローフェイズに王宮の弾圧を発動して相手だけ特殊召喚出来なくなります。
大嵐
大嵐 | |
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通常魔法(禁止カード) フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。 |
2015年1月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
お互いの魔法・罠を破壊する魔法カードです。このカードはハーピィの羽根帚と入れ替えで禁止カードになりました。
禁止になった理由はペンデュラムモンスターの出現です。ペンデュラムモンスターは永続魔法と同じような扱いで魔法罠カードゾーンに出す事も出来ます。また、ペンデュラムモンスターはフィールドから墓地へ送られる場合には、EXデッキに表側表示で置くため大嵐とは非常に相性が良いてす。
しかし、現代遊戯王はペンデュラムモンスターの使用率が少ないため、禁止から制限に戻れる可能性はあります。
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.16 色の支配者ショック・ルーラー | |
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エクシーズ・効果モンスター(禁止カード) ランク4/光属性/天使族/攻2300/守1600 レベル4モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。 次の相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない |
2016年1月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
妨害カードとして非常に凶悪なモンスターです。ランク4モンスターなので、素材の縛りが緩く、「お互いに」と効果に書いてあるものの、展開の終着点を考えると、相手のみにモンスター・魔法・罠のいずれか1つを使えなくさせる使い方ができます。さらに、No.16 色の支配者ショック・ルーラーは複数体並べれば、効果を複数回使えます。
先行でこのカードを2体召喚することで、相手に何もさせないということもできる強力なカードであるため禁止カードになりました。
ソウル・チャージ
ソウル・チャージ | |
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通常魔法(禁止カード) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。 (1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚し、 自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。 |
2019年10月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
血の代償や王宮の弾圧は環境の変化で凶悪なカードになってしまいましたが、ソウルチャージはどうしてこのカードを刷ってしまったのかを聞きたいカードの1枚です。
初収録は2014年の「コレクターズパック 伝説のデュエリスト編」です。バトルフェイズは行えないデメリットはありますが、蘇生したモンスターの効果は使える上に、複数体のモンスターを蘇生出来るメリットは大きいです。
更に、戦闘を行わずにデュエルに勝利するデッキだと、バトルフェイズを行えないデメリットは全く気にならないです。
トポロジック・ガンブラー・ドラゴン
トポロジック・ガンブラー・ドラゴン | |
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リンク・効果モンスター(禁止カード) リンク4/闇属性/サイバース族/攻3000 【リンクマーカー:上/左/右/下】 効果モンスター2体以上 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、 このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。 自分は手札を任意の枚数ランダムに捨てる(最大2枚)。 その後、捨てた数だけ相手は手札を選んで捨てる。 (2):このカードがEXリンク状態の場合に発動できる。 相手は手札を2枚まで可能な限り選んで捨てる。 この効果で相手の手札が0枚になった場合、 さらに相手に3000ダメージを与える。 |
2020年1月1日に禁止カードになってから、禁止カードに留まり続けています。
このカードの効果は、ハンデス三種の神器である「いたずら好きな双子悪魔」を2回使えるカードと思って頂いたら分かりやすいです。
これだけで、どれほど強力かわかるでしょう。
また、リンクマーカーが十字架のため、相互リンクも比較的簡単にできます。
流石に、いままでの禁止カードを見れば、ヤバいカードであることは想像できたはずですが、なぜこのようなカードを生み出したのでしょうか...