「メルカリ」と「ヤフオク」。
個人が利用する販売サイトとして有名な上記の2つですが、この2つの違いはご存知でしょうか?
管理人は、メルカリとヤフオクで遊戯王をメインに販売しているのですが、この2つのサイトを使っていて一番感じるのが、
- メルカリ:個人用
- ヤフオク:業者用
だということです。
この記事では、メルカリとヤフオク両方を使っている管理人の目線から比較をします。参考にしてみてください。
目次
メルカリとヤフオクの特徴
まず、簡単にメルカリとヤフオクの違いを比較してみます。
メルカリの特徴
- フリマ形式(値段上昇なし)
- 販売手数料:10%
- 月額利用料:無料
- 振込手数料:210円
- 出品期間:なし
- 公式出品ツール:なし
ヤフオクの特徴
- オークション形式(値段上昇あり)
- 販売手数料:8.64%(会員登録なしの場合は、10%)
- 月額利用料:498円(現在は、会員登録なしでも出品可能)
- 振込手数料:なし
- 出品期間:あり
- 公式出品ツール:あり
2017年2月2日より、ヤフオクにてフリマ出品が可能となりました。プレミアム会員不要で利用ができるサービスとなっています。
メルカリ | ヤフオク | |
---|---|---|
形式 | フリマ形式 | オークション形式 |
販売手数料 | 10% | 8.64%(会員登録なしの場合10%) |
月額利用料 | なし | 498円(なしでも出品可能) |
振込手数料 | 210円 | なし |
出品期間 | なし | あり |
メルカリvsヤフオクの比較
冒頭にも書きましたが、メルカリは個人用、ヤフオクは業者用と感じます。
個人用という意味は、「いろいろなジャンルの商品を出品する」。
業者用という意味は、「同じジャンルの商品を出品する」。
という意味合いです。
メルカリとヤフオクを使ってみて、感じた・気が付いた点がいくつもありましたので紹介します。
かなり面倒くさい!メルカリの圏外飛ばし
メルカリには「圏外飛ばし」というペナルティがあります。どのような内容かというと、出品したばかりでも検索した際に表示されにくくなるというものです。(正確には、メルカリの検索エンジン下位に表示されます。)
この、圏外飛ばしになる条件というのが「同じジャンルの商品を1度に複数出品した場合」になります。正確な数字はわかりませんが、1日に同じジャンルの商品を30~50商品、一気に出品すると危険です。
遊戯王というトレーディングカードの性質上、同じジャンルの商品を複数出品というのはどうしても必要であるため、圏外飛ばしを回避しつつ出品するのはかなり厳しいです。実際に、管理人も圏外飛ばしをくらいました。(圏外飛ばしが解除される方法も、根本的には待つしかありません)
ですので、似たような商品を一気に出品するネットショップのような使い方はメルカリは向いていません。メルカリが「個人用」だと感じた一番の理由は、このためです。
いらない物を処分するなら圧倒的にメルカリ
いらないもの、断捨離するのであれば、メルカリを利用するべきです。
メルカリの最大のメリットは、販売スピードの早さ。出品→購入までのスピードが、ヤフオクと比べて段違いに早く、出品後にすぐ売れることも珍しくありません。
ヤフオクにも即決価格があるので、すぐに落札されるのでは?と感じる人もいるかと思いますが、なぜかわかりませんがヤフオクで即決価格を設定しても、すぐに購入してくれる人は少ないです。
いらない物を早く無くしたいという人は「メルカリ」を使うことをオススメします。
ヤフオク・メルカリの送料・手数料の違い
最初の比較で、メルカリとヤフオクの手数料の違いはわかったかと思いますが、送料についても文化の違いがあります。
メルカリの送料は、出品者支払いが基本。ヤフオクの送料は、落札者支払いが基本となっています。
例えば、メルカリとヤフオクで遊戯王カードを499円で販売した場合の利益は以下のようになります。(送料は82円とします)
メルカリ:売上(499円)-手数料10%(49円)-送料(82円)=368円
ヤフオク:売上(499円)-手数料8.64%(43円)=456円
と、これだけ利益に差が出てしまいます。
1つの商品では、70円程度の差ですが、これが100商品にもなると7,000円以上の差です。
とはいえ、メルカリの方が売れやすく、月額利用料もかからないというメリットもありますので、これは利用者がどれだけ販売するつもりなのかで軍配が分かれます。
料金が高くても売れやすいのがメルカリ
これは、さまざまな要因があるかと思いますが、ヤフオクで「この値段では売れないだろ」と思う値段でもメルカリでは売れてしまったりします。
考えられる理由としては、
- キャンペーンの豊富さ
- メルカリの招待ポイント
などなどです。
メルカリでは、2,000円以上の商品を購入した方のポイントバックや、招待ポイントを300ポイントプレゼントなど、ヤフオクではあまり実施されないキャンペーンを頻繁に実施します。
そのポイントの有効期限は、短く設定しているのでそのポイントを使おうと焦った購入者が比較的高値でも購入してくれるのでしょう。
落札後の取引の大変さの違い
こちらは、メルカリとヤフオク、両方変わりません。
以前は、メルカリの「らくらくメルカリ便」・「ゆうゆうメルカリ便」という匿名配送サービスはメルカリにしかありませんでしたが、ヤフオクも対抗して「ヤフネコ!パック」という匿名配送サービスを提供し始めたので、両方発送はかなり楽になりました。
ただ、微妙な差でメルカリの方が便利で安いです。
というのも、「ゆうゆうメルカリ便」には、ゆうパケット。「ヤフネコ!パック」にはネコポス。というサービスがあるのですが、料金や厚さ制限が以下のようになっています。
ゆうパケット | ネコポス | |
---|---|---|
料金 | 175円 | 195円 |
厚さ制限 | 3cm以内 | 2.5cm以内 |
これを見たらわかる通り、メルカリのゆうパケットの方が安く、なおかつ多くの商品を入れることが出来るのです。
メルカリの「らくらくメルカリ便」・「ゆうゆうメルカリ便」とヤフオクの「ヤフネコ!パック」、似ているサービスですが若干差はありますので、覚えておいてください。
公式外部ツールはヤフオクが圧倒的に豊富
ヤフオクには、出品代行会社の「QuickDo(クイックドゥ)」や商品管理ツールの「AucTown」など多種多様な公式外部ツールがあります。
公式外部ツールというのが重要で、Yahoo!公認です。
しかし、メルカリにはそのような公式ツールがありません。圏外飛ばしでもわかるとおり、メルカリは業者を排除する傾向にあります。
ですので、メルカリで大量に出品するとなると圏外飛ばしを恐れたり、ツールも使えないので結構面倒くさいです。
そのため、出品するものが大量にある場合、ツールを使ってヤフオクを利用するのをおすすめします。
総評
というわけで、「メルカリ」が個人用。「ヤフオク」が業者用という理由を解説しました。
両方便利ですが、メルカリには大量出品によるペナルティもあるので、
- いろいろなジャンルの商品を出品したい場合はメルカリ
- 同じジャンルの商品を大量に出品したい場合はヤフオク
をオススメします。
ただ、お手軽さでいうと「メルカリ」が圧倒的です。
初めて、ネット販売をしてみるという方はヤフオクよりメルカリを使うのをオススメしますので、ぜひ利用してみてください。
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